米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)が、6日(日本時間7日)のトレード期限を前に〝駆け込み移籍〟する可能性を本拠地ロサンゼルスのメディアが報じた。
レイカーズは、マーベリックスのルカ・ドンチッチを獲得してアンソニー・デービスを放出する今世紀最大の電撃トレードを敢行。ドンチッチは昨季のNBA得点王で、これまで数々のタイトルを獲得してきた現役屈指のスーパースターだけに、NBAに衝撃が走っている。
ただ、レイカーズはデービスを放出したことで守備面に不安が生じるため、トレード期限間際にさらなる補強が取りざたされている。
そうした中で、本拠地ロサンゼルスの地元メディア「LAスポーツハブ」は「ドンチッチのトレードでレイカーズの3人は危うい状況に」と題して、放出候補になっている3人を特集。その中で「八村塁はレイカーズのもう一つの大型トレードでトレードされる可能性あり」と放出の可能性が高くなっている最新状況を伝えた。
「八村も高額契約を結んだが、結果はパッとしなかった。もうすぐ27歳になる彼は、3年総額5100万ドルの契約の2年目であり、昨シーズンの途中からスターターになった。しかし、彼の成績は40試合で12・7得点、5・1リバウンド、3ポイントシュート成功率.426とイマイチだ」と放出候補になっている理由を指摘する。
「レイカーズは割り当てられたリソースをどう配分するかを模索しているように思える。ドリアン・フィニースミスは最近肩の負傷から復帰し、ドンチッチと以前から関係がある。フィニースミスは今季年俸1490万ドル、来季は選手オプション1530万ドルなので、彼を八村のポジションに起用するのは理にかなっているように思える。八村がトレード対象となり、より大きな動きにつながるきっかけになるかもしれない」と八村放出の動きを詳報した。
八村が名門を去ることになるのか、トレード期限まで一波乱ありそうなムードだ。