巨人に新加入したライデル・マルティネス投手(28)が3日、宮崎春季キャンプで個別では初となるノックを受けた。
マルティネスはキャンプでの調整を一任されている「S班」のメンバーだ。この日はサブグラウンドでの練習を自ら志願し、内海コーチをノッカーに据えて横振りのノックを10本×5セット行った。
練習後にマルティネスは「『横に振ってください』とこっちからリクエストして、内海コーチに打ってもらってました」と練習の経緯を明かすと「きつかったです」と振り返った。
さらにこのノックは右腕にとって中日時代からやっていた「ルーティン」だったという。マルティネスは「体の状態を上げていくという意味で打ってもらっていました」と練習の意図を説明。その上で「自分なりに考えもありますし、中日時代にやってきた流れをずっと続けていくとは思います」と語った。