ボートレース津のGI「第70回東海地区選手権競走」が3日に開幕した。
北川潤二(42=愛知)は初日6Rのイン戦、コンマ19とメンバー中最も遅いスタートになったが、スリットからグイグイと伸びて先マイ。一気に後続を突き放した。「自分が〝伸びる〟というエンジンを引いてもめったに伸びることはないけど、今回は伸びがいい。舟の返りとかスタートの難しさはあるけど、自分が乗りこなしていきたい」と早々と完調域に入った。
新期に入った昨年11月は2節で1着が1本だけと苦しいスタート。「電話で師匠の赤岩善生さんが〝いつもどおりやっていけば大丈夫〟と言ってくれた。自分はもともと浮き沈みはないタイプだけど、励みになった」と師匠の激励で気持ちを切り替え、勝率も6点台目前に迫ってきた。
師匠・赤岩も初日3、2着と好発進。師弟揃っての予選突破へ向け、このままアクセル全開で突っ走る。