ボートレース三国のGⅠ「第68回近畿地区戦競走」は3日、予選2日目が行われた。
井上忠政(28=大阪)は6R、6コースから差したが、展開なくバック6番手。それでも2Mの好ターンで前に接近すると、2周1Mは外を全速で回って先行する3艇をごぼう抜きし、3番手に浮上。その後の吉川昭男との激しい接戦も制し、3着ゴールとなった。
レース後は「これは大きいですね。初日の後半から引き続き足はいいです。足は全体的に強め。今のように外々を回るレースの方が足が生きるし、そういう走り方を心掛けてます」と価値ある3着に納得の表情だ。
すでに3月の若松SGクラシック出場権は持っており「気負いはないですよ」と自然体で臨めている。「微調整の範囲ですね。あとはスタート。気持ちの問題なので、スタートを行ってこの足を見せられるかですね」と3日目以降も強気な全速ターンが期待できそうだ。