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脚本家・バカリズムの評価さらに上昇 日テレ系ドラマ「ホットスポット」のヒットで〝大先生〟の称号

東スポWEB 2025年2月4日 5時5分

お笑いタレント・バカリズム(49)の脚本家としての評価がさらに上昇している。

女優・市川実日子が主演を務める1月期の日本テレビ系ドラマ「ホットスポット」(日曜午後10時30分)でも脚本を担当。同ドラマは、富士山麓のビジネスホテルに勤めるシングルマザーの主人公・遠藤清美(市川)が、通勤途中でトラックにひかれそうになったところを、同僚である高橋孝介(角田晃広)に助けられるという物語。その高橋が実は宇宙人だったことからドラマが展開する地元系エイリアン・ヒューマン・コメディーだ。

毎回、宇宙人である高橋の機嫌を損ねないように、遠藤が私生活のトラブルの解決をお願いしていくというのだが、回を追うごとにSNSでは「ホットスポット面白すぎる」「高橋さんがイラっとするけど憎めない」「すべてが面白い」と話題になっている。平均世帯視聴率は5%台と決して高くはないが…。芸能関係者の話。

「数字はそれほどでもありませんが、TVerやネットフリックスなどの配信では再生回数が常に上位に来ている作品なんです。市川や角田の演技もさることながら、バカリズムの脚本の面白さがこのヒットの最大の要因と言われています」

バカリズムは2011年に「ウレロ☆未確認少女」(テレビ東京系)で脚本家としてのキャリアをスタートさせ、14年「素敵な選TAXI」(フジテレビ系)で市川森一脚本賞の奨励賞を受賞。その後、17年「架空OL日記」(日テレ系)、23年「ブラッシュアップライフ」(日本テレビ系)など実績を重ねてきた。

ある制作会社関係者は「日テレとしてはバカリズムさんの囲い込みに必死です。脚本家としてのバカリズムさんは演出面のこだわりや『役者はこの人』としっかりしたイメージを持っているタイプ。そういう意味でもやりやすく、今では『大先生』と呼ばれています」と話している。

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