欧州サッカー主要リーグ〝冬の移籍市場〟は３日（日本時間４日）に締め切り日を迎えた。イングランド移籍の可能性が報じられていたスペイン１部レアル・ソシエダードに所属する日本代表ＭＦ久保建英（２３）の残留が確定する中、多くのスター選手が駆け込み移籍した。英「ＢＢＣ」など、欧州各メディアが報じた。
イタリア１部ＡＣミランは、日本代表ＦＷ上田綺世の所属するオランダ１部フェイエノールトからメキシコ代表ＦＷサンティアゴ・ヒメネスを獲得したと発表した。契約期間は２０２９年６月末まで。移籍金は３２００万ユーロ（約５１億２０００万円）とみられる。エースの移籍により、今後サブに固定されていた上田の出場機会が増えることになりそうだ。
イングランド・プレミアリーグのアストンビラはフランス１部パリ・サンジェルマンからスペイン代表ＦＷマルコ・アセンシオをレンタルで獲得したと発表した。前日には同リーグのマンチェスター・ユナイテッドからレンタルでＦＷマーカス・ラッシュフォード、ドルトムントからＦＷドニエル・マレンの加入を発表したように大型補強となった。
同リーグの強豪マンチェスター・シティーはポルトガル１部ポルトから移籍金６０００万ユーロ（約９６億円）でＭＦニコ・ゴンサレスを獲得した。「ＢＢＣ」によると、この冬市場で４人目の補強。移籍金の総額は推定２億２０００万ユーロ（約３５２億円）に達したという。
またドイツ１部バイエルン・ミュンヘンからポルトガル１部アロウカにレンタル移籍中のＭＦ福井太智（２０）は移籍金１００万ユーロ（約１億６０００万円）で同クラブへの完全移籍が決まった。