4日のNHK連続テレビ小説「おむすび」第87話に、医師の蒲田令奈役で中村アンが初登場。ヒロインの管理栄養士・米田結(橋本環奈)に冷や水を浴びせるような言葉を吐き、存在感を示した。
3日の86話で時間が一気に経過し、管理栄養士の資格を得て大阪の新淀川記念病院に赴任した結。担当医の令奈から患者に対し「メシ、ガンガン食べてもらって」と指示が出た。「メシ…」という言葉遣いに戸惑いつつ、細かい制限などはあるのか尋ねると「そんなん、そっちで考えて。メシ食べさせるのが管理栄養士の仕事でしょ」。そう言って令奈はスタスタと仮眠室へ。「この外科医のように丸投げする人もいます」とのナレーションがかぶった。
NHKの番組SNSでは令奈を「食事のことは丸投げでしたが、すご腕の外科医です」と紹介している。これに、視聴者から「外科医らしく、格好いいね」「かっこいい外科医さん」「男っぽいサバサバした冷静な性格なんでしょうか? 『メシ』って」などとリプライが寄せられた。
結への接し方については「切り捨てるような淡々とした物言いに面食らってしまった」「少し怖かった」「『たかが管理栄養士の分際で、医者の私と言葉を交わすのは10年早い』と云わんばかりの言い方」などと批判や驚きも。
一方で、サバサバ気質とすご腕外科医という設定からなのか「デーモン未知子的な?」「食事に関することは致しません!」と、米倉涼子主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」のにおいを感じたような投稿も見られた。
院内で結の主戦場はNST(栄養サポートチーム)と呼ばれる診療科の枠を超えたユニットに移る。令奈はその一員でないが、強烈キャラの深化と結との絡みが関心を呼びそうだ。