台湾テレビ局・TVBSは日本時間4日までに、台湾プロ野球・富邦ガーディアンズのチアリーダーチーム「富邦エンジェルス」が韓国の人気チアガールのイ・ジュウンと契約した際に1000万台湾ドル(約4700万円)もの契約金を支払ったとの情報を伝え、現地で物議を醸している。
同メディアによると、富邦エンジェルスは「イ・ジュウンに関心を寄せてくれていることはありがたい」とする一方で「契約内容は双方の都合から非公開である」と強調。高額な契約金について富邦側は台湾メディアに「噂は事実ではない」としている。
台湾球界のトップクラスの選手の年俸が日本円にして約5000万円とされる中、球団がそれに匹敵する契約金を1人のチアガールに支払ったとする報道に現地ファンからは賛否両論の意見が噴出。「チアガールの経済効果を考えれば決して無駄ではない」「彼女が球場で見られるのは嬉しい」と肯定的な意見もある一方で「普通の選手の給与より高い金を使う必要があるのか」「その金を選手に使え」などと否定的な声もあり、大きな話題を呼んでいる。