ソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が4日、宮崎春季キャンプ第1クールを総括し、前日に右ヒザを負傷した川瀬晃内野手(27)の状態を心配した。
川瀬は3日の守備練習中に右ヒザを負傷。小久保監督は「心配ですね。練習中なのでなかなか防ぐのは難しい。大事に至らないことを祈ってます」とケガの具合を案じた。
川瀬は昨季、チームに欠かせないユーティリティープレーヤーとしてキャリアハイを更新する105試合に出場。契約更改では「また1からレギュラーを目指して頑張っていきたい」と意気込んでいた。この日は全体練習には参加せず病院で診察を受けた。
直接話をしたという指揮官は「幸いにも開幕までまだ時間があるので、そこに間に合ってくれれば一番いい」と回復を最優先にさせる方針だ。
また、右ヒジに違和感のあった上茶谷は検査のため一時帰福。「暖かくなったら大丈夫。またバリバリ投げたい」と気丈にふるまった。