バレーボール男子でパリ五輪日本代表の主将を務めた石川祐希(29=ペルージャ)が〝1つの節目〟に到達した。
2日(日本時間3日)に行われたイタリア1部リーグ第18節のターラント戦では全セットで先発出場し、両チーム最多の14得点をマーク。チームも3―0でストレート勝ちを収め、首位をキープした。
石川は第1セットから強烈なバックアタックなどで得点を量産。アタック成功率は驚異の80%を記録した。さらにこの試合でイタリア通算3000得点を挙げ、新たな勲章を手にした。試合後には「連敗が続き、悪い流れでしたので、ターラント戦を3―0でしっかりと勝ちきることができて良かったです。またチームとしてのパフォーマンスも良かったと思いますので、この状態を継続させていきたいと思います」と振り返った。
次節は9日(日本時間10日)にグロッタッツォリーナと対戦。「個人的にもスパイクは良かったのですが、サーブレセプションには引き続き課題があるので、強化して残りのレギュラーシーズンに向けて備えていきます」と気を引き締めた。