ソフトバンクの和田毅球団統括本部付アドバイザー(43)が4日、後輩投手陣に愛ある言葉を送った。
宮崎春季キャンプ初日から4日間、投手陣を中心に視察した和田氏は「ユニホーム(姿)ではなくて違う形でキャンプを見るのは初めて。とても新鮮でしたし、勉強になりました」と、現役時代とは違う景色に刺激を受けた様子だった。
期間中には、昨年一軍登板なしと苦しんだ板東湧梧投手(29)から助言を求められた。アドバイスに右腕は手応えを感じたというが、和田氏は「毎年そういうことを言っているので。ダマされないぞ思っています」と冗談交じりに期待をかけた。
「トライアンドエラー」は自身も何度も通ってきた道。「『これだ』っていうのを何百回も繰り返して、何百回も失敗して、自分の中でいいものが見つかる。たくさん失敗していいんじゃないかなと。それを繰り返して強くなっていくと思う」と板東のみならず、多くの後輩たちに向けてエールを送った。