まさかの〝流れ弾〟だ。元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏と実業家・堀江貴文氏の対談動画がバズりまくっている。
２月１日に公開された動画は一連のフジテレビ問題に関するもので、５日時点で６００万回再生を突破。タレント中居正広氏の女性トラブルをめぐり、フジの〝上納体質〟が指摘されているが、長谷川氏は「上納文化があるのかといったら、めちゃくちゃ全部上納文化」と断言している。
同アナは自身の〝献上体験〟もカミングアウト。情報番組「とくダネ」担当時の会食で、上司だった笠井信輔アナと佐々木恭子アナの〝誘導〟で、タレントのおすぎからエレベーター内で濃厚なキスをされたという。ただし、長谷川氏は今になって被害を訴えているわけではなく、そうしたフジ特有のノリを表すエピソードとして話している。
そんななか、思わぬ〝もらい事故〟となったのが、「カトパン」こと加藤綾子アナウンサーだ。言わずと知れたフジの元エースアナ。長谷川氏はフジの女性アナに求められる条件について、動画で次のように語った。
「フジの女子アナはキャバ嬢だから。アナウンサーじゃなくてアナでいい。女性ではなくて女子でいい。接待要員として囲っているという脈々とした文化がある。局員全員が言っているんで」
「銀座のＮｏ．１キャバ嬢じゃないと、フジの女子アナにはなれないよって、ＯＢ訪問を受けに来る学生たちにも言っている。『高島（彩）見てごらん、加藤（綾子）みてごらん、銀座のＮｏ．１のクラブ行っても、多分３～４か月で１位取れるよ』って（言ってた）。それぐらい、下ネタを上手に回せて、絡んでくるおっさんたちをうまくこなして、うまく転がしてあげるのが、フジテレビの女子アナの仕事」
加藤アナは２０１６年４月末にフジを退社し、フリーに。１９年４月から夕方のニュース番組「Ｌｉｖｅ Ｎｅｗｓ イット！」のメインキャスターに就任したが、２１年６月に一般男性と結婚したことを機に、２２年９月で同番組を卒業した。その後、２３年１２月末に第一子女児を出産している。
「『イット！』を辞めたのは、家族と過ごす時間を優先したためで、現在は育児中心の生活を送っています。そんななか、長谷川氏の動画で名前が挙がり、本人の望まぬ形で過去の言動が話題になってしまっている」（テレビ関係者）
なかでも注目が集まっているのが、１７年に放送された「クジパン」に出演した際に、加藤アナが明かしたエピソードだ。同アナはフジの入社面接を振り返り「セクシーポーズをして下さい、って言われたの」と回想。続けて「それでちょっとスカートのすそをあげたの。セクシーだから、ちょっと見せたほうがいいかと思って。膝上まで上げた」と〝攻めた〟ことを明かした。
この逸話が今になって蒸し返され「セクハラだ」と炎上しているのだ。後日、フジではこうした質問は不適切ということで改められたそうだが…。
「テレビの仕事から一旦離れている加藤アナにしてみれば、いい迷惑でしょう。今回のフジテレビ騒動でも、高島彩アナは番組で古巣に提言していましたが、加藤アナは自身のインスタでも沈黙を貫いています。ようは関わりたくないのです」（同）
〝巻き込まれた〟加藤アナには同情するほかない。