米女子ゴルフツアーの「ファウンダーズカップ」(6日開幕、カリフォルニア州のブラデントンCC)で今シーズン初戦を迎える渋野日向子(26=サントリー)に期待が高まっている。
昨季は安定したパフォーマンスを発揮できず、予選落ちすることも多かったが、メジャーの「全米女子オープン」で2位、同「全米女子プロ選手権」で7位と好成績を収め、ポイントランキング64位と下位ながらもシード権を確保した。
今季、住友ゴム工業が手掛けるダンロップと契約。同ブランドのボール「スリクソン Z―STAR XV」と同社のグローブ「スリクソン GGG―S208」を使用。渋野はユーチューブのダンロップチャンネルで新ボールに関して「めちゃくちゃ飛ぶし、スピンもかかるし、個人的には打感もすごく良かったです」と笑顔でコメントするなど、再始動に意欲的だった。
クラブ契約も「フリー」となり、これまで以上に自身が望むクラブセッティングが可能。新シーズンに準備を整えた渋野の今季初戦となる今大会予選ラウンドでは、笹生優花、イ・ミヒャン(韓国)と同組で回ることになった。
SNSやネット上では「やっと開幕試合」「渋野選手、ワクワクが止まらない」「期待しかないな」「トップの位置も高くなり、きれいなスイングになっている」などの声が書き込まれていた。