ソフトバンクのドラフト2位ルーキー・庄子雄大内野手(22)とドラフト6位ルーキー・岩崎峻典投手(21)が5日、新人選手体験として宮崎市フェニックス自然動物園を訪れ、動物たちと触れ合った。
チームが休養日だったこの日、ルーキー2人は午前10時に動物園に足を踏み入れた。そこにやってきたのはヤギの大群。目の前を小走りで駆けていくヤギたちに庄子は「思ったより速かった。全力で走れば抜かせそう」と自身の脚力を重ね合わせた。「動物に勝つというよりは…(笑い)」と対決には控えめな様子だったが「周東さんに勝つというか、盗塁王を取れるように頑張りたい」とチームの先輩に対しては対抗心を燃やした。
その後、ポニーの引馬トレーニングを行い、最後は約3・8トンあるアジアゾウ「みどりちゃん」の上にまたがった。岩崎は約2・5メートルの高さを怖がったが「意外と静かというか、言うことをきくんだなと思った」と新たな発見を語った。
右腕は「まだB組なので早くアピールしてA組に上がれるように」と意気込んだ一方、コーチからの助言も受け「シーズンは長いので、あまり飛ばしすぎずにやっていこうと思う」とゾウの鼻のように〝長い〟視点でアピールを続けていく構えだ。
つかの間の休日を過ごした2選手。英気を養い、第2クールへと向かっていく。