カーリングの日本選手権４日目（５日、神奈川・横浜ＢＵＮＴＡＩ）の女子で、フォルティウスが連勝街道を突っ走っている。
全勝で迎えた１次リーグＢ組第４戦では前回大会覇者のＳＣ軽井沢クラブと対戦。第１エンド（Ｅ）にいきなり３点を先制すると、５―３の第５Ｅに２点、第６Ｅには１点をスチールしてリードを広げる。その後も試合を優位に進め、１０―４で大勝し、連勝を４に伸ばした。スキップ・吉村紗也香は「入りから調子がどんどん上がっている。自分たちの流れもすごくいい」と手応えを口にした。
前回の北京五輪は代表決定戦でロコ・ソラーレ（ＬＳ）に惜敗。リベンジを目指す上で、ミラノコルティナ五輪への道をつなぐには優勝が必須条件。まずはすでに進出を決めた２次リーグを勝ち抜く必要がある。「これから一戦一戦が大事になる。まずは明日のアイスを読んでショットをつなげていくことに集中していきたい」と気を引き締めた。
２次リーグは６日から始まる。より一層厳しい戦いが予想される中でも「さらに高みを目指して、いいショットをつないできたい」ときっぱり。視線の先にあるのは勝利のみだ。