ビートたけし(78)こと北野武監督が都内で5日、最新主演作となるAmazon Original映画「Broken Rage(ブロークンレイジ)」(Prime Video)の世界独占配信(14日から)を記念し記者会見。同作は日本の配信映画として初めて、昨夏のベネチア国際映画祭に正式出品されたのだが、たけしは現地で〝記憶喪失〟になっていたという。
「ホント恥ずかしい話なんですけど、ベネチア映画祭の島へ行くのでボート乗ったんですけど、ボートに頭をぶつけてしまいまして。帰ってきてまで記憶がないんですよ」。現地での上映時に壇上であいさつしたのも「大森(南朋)君たちとか浅野(忠信)君とか一緒に立ってるんですけど、帰ってきてその記憶がなくて…」とのことだ。
帰国後、たけしは「ベネチアどうだったの?」と現地での反応を関係者に聞き回ったが、スタッフたちはたけしにひどい意見は言わない。
「ちょっと疑ってたんですけど『まぁまぁ好評でした』って言われて…。あとケータイで撮った、映画終わった後のお客さんの反応も見せてもらって、〝よかったのかなぁ〟と思ってるんですけど、実はその当時から俺、記憶がないんですよ」
もちろん病院へも行った。
「痛みはないんですけど、脳波を調べたら『確かに衝撃を受けた形跡があるけど、治ってます』って言われて…。治んないのがよっぽど面白いのに。いろんなこと言えていいな~と思ったんですけど」とたけしはボヤいた。
「あんなに楽しい時間を一緒に過ごしてたのに、全く覚えてないって…」と残念がる大森は、現地で劇場を後にする際の出待ちファンについて明かした。たけしらの写真を手に、サインを求めるイタリア人がたくさんいたという。
「僕のもたまにあるんですけど、大概僕に『サインしてくれ』って言われて渡された写真は、全部浅野君の写真なんですよね。一応『OMORI』って書いておきましたけど」と大森は明かし、「すいませんイタリアの皆さん」と謝っていた。