韓国で大ブレークした歌手の歌心りえ(51)が5日、都内で行ったコンサートでソロメジャーデビューを発表した。
2023年にスタートした日韓共同プロジェクトのオーディション番組「トロット・ガールズ・ジャパン」のファイナリストになったことから大ブレーク。その活躍がきっかけで、4月2日に、ビクターでアルバム「SONGS」、エイベックスからアルバム「HEARTS」を同時リリースし、メジャーデビューを果たすことになった。
コンサートでは韓国内で大絶賛されユーチューブで約1000万回再生されている中島美嘉の「雪の華」や、さだまさしの「道化師のソネット」のカバーを熱唱。さらにオリジナル楽曲「おかあさんのうた」など全14曲を披露し、ファンを沸かせた。
1995年には3人組ユニット「Letit go」でデビューしている歌心。「今回でメジャーデビュー5回目になるんですけどね」というが、初のソロデビューという事では「素直にうれしい。日本の良き音楽を、世に出していく、歌い継いでいくということでは嬉しく思っています」と笑みを見せた。
今回のデビューは家族も喜んでおり、10歳の愛娘は「韓国に一緒に行ったときに、サインを求められたんですが、サインを書いているところを見て、ママすごいって言ってくれている」という。
今後は「まだまだ韓国でコンサートをするというのが難しいですけど、韓国でも歌を届けたいし、ほかのアジアの国でも歌ってみたい」という。さらに「国歌斉唱をやってみたい」と歌心。「サッカーでも野球でも、メジャーな方々じゃないとチャンスがないと思っているので、いつかチャンスがあればいいなあ」と語った。