テレビ東京のバラエティー番組「月ともぐら」から誕生したアイドルグループ「ねこまんまっ!! from お月ちゃんのうた」が5日、1stシングル「好き好きSelfish♡」でデビュー。開催されたリリースイベントに出席した。
イベントではメンバーの川越にこ、佐々木さき、小野六花がファンの前で初めてマイクを握った。アイドルが夢のひとつだった小野は「めっちゃうれしいです。ずっとやりたかったので」と喜びを語った。
結成からデビューまでの期間も短く、3人で歌・踊りを合わせたのは前日が初めてだという。それだけに、リハーサルにはスタッフ陣も力が入った。「プロデューサーの1人が今アイドルのオーディション番組にハマってて。そこの受け売りのアドバイスをたくさんされました」と暴露した小野はにやりと白い歯をこぼした。
似ているところは身長のみで、それぞれ強い個性を発揮する3人はまるで3姉妹。小野が自身を長女・川越を次女・佐々木をガキ、と定義すると佐々木は首を横に大きく振った。「(小野は)水戸黄門。偉いっぽそうだから。私は助さん」と名作時代劇で関係性について持論を展開。川越も参戦すると「真面目に聞かなくていいですよ」と制し場を収めた。
ドームやアリーナなどでのライブが大目標だ。川越は「セクシーとはまた違う枠でアイドルとして大きくなりたいです」と今後の活動に力を込める。小野も「セクシーの業界はそこでしかお仕事できないというイメージがあると思います。その枠の外に飛び出していろんな事ができるんだよということを知ってもらいたい。業界への偏見なども無くしていきたいです」と高い志を語った。
一方、目標について「破滅、破滅です」と答えていた佐々木は「明らかに嘘と分かるボケをしてるのに、虚言癖とかって言われるんです…」と悩みを明かし頭を抱えていた。