女子プロレス「スターダム」の極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」に属する〝極悪JKレスラー〟吏南(18)が、若手にダメ出しだ。
若手主体興行「NEW BLOOD18」(5日、TOKYO SQUARE in Itabashi)で同じヘイトの稲葉あずさと組み、ディアナの香藤満月&マコトユマと激突。
試合が始まると、敵軍とレフェリーにツバを吐きかけ挑発。中盤にはディアナのパワーファイター2人に苦戦を強いられたが、あずさとのタッグワークで追いつめ、ダブルニードロップを投下した。
15分過ぎ、ムチを振り回し敵軍を分断すると、最後は吏南がマコトにピンク・デビル(変型ゴリーボム)を決め3カウントを奪った。
吏南は2023年5月にフューチャー王座を初戴冠し、翌年10月に陥落するまで12度の防衛に成功。一時はあずさとNEW BLOODタッグを保持し2冠王者として若手を盛り上げてきた。バックステージに現れた吏南は「今まで私がNEW BLOODを引っ張ってきたから、今日は客観的に試合を見てたけどまだまだだよ。チャンピオンもそれ以外の出てるヤツらもみんなもっと盛り上げないと。このままじゃNEW BLOODは潰れるぞ」と警告した。
だが、今の吏南にはNEW BLOODよりも大事なことがある。24日に行われる地元・栃木での凱旋大会では、ワンダー王者のスターライト・キッドへ挑戦することが決定。この日の勝利でワンダー王座奪取へ弾みをつけた吏南は「まあ今は白いベルト(ワンダー王座)…アイツ(キッド)の首を狩ることしか頭にないから。私は白に集中する」と言い残し控室へ消えていった。