ボートレースまるがめのGⅠ「第68回四国地区選手権競走」は大会2日目の5日が悪天候のため中止となり、6日に順延された。
5日(2日目)が中止順延となった今節だが、日本列島を覆う寒波の影響でシリーズを通して強風予報が出ている。この煽りを最も受けたのは〝チルト3度の男〟菅章哉(36=徳島)だろう。
直前のとこなめPGⅠ「BBCトーナメント」では3勝をマーク、2節前の下関GⅠ70周年記念でも優勝した宮地元輝が肝を冷やすまくりで優勝戦3着と見せ場をつくっており、今節もV候補と見られていたが、チルト3度にとって強い向かい風は難敵。ボートの底に風を受けるため「起きないしスタートも全然ダメ」と3度の威力を発揮できない条件になるのだ。
初日ドリーム戦ではなす術なく6着大敗。3、1枠の3日目は「久しぶりにスローからレースしてみる」と、気象条件が変わるまではまくり屋の看板を下ろすことになった。