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吉田正尚が〝相棒〟変更 米国で人気のバットブランド「ビクタス社」と契約

東スポWEB 2025年2月6日 12時28分

レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が今季から、米国で人気のバットブランドのビクタス社と契約したことが5日(日本時間6日)に分かった。

同社の共同創設者のひとりジャレッド・スミス氏は取材に応じ、「今季、マサタカ・ヨシダと、当社のバットを使用する契約を締結することが出来た。我々は彼を応援しています」と語った。同社のバットはパドレスのフェルナンド・タティス外野手(26)、マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手(24)らも愛用している。

吉田自身のインスタグラムと同社公式インスタグラムは4日(同5日)に「マサタカ・ヨシダ、ビクタス本社(米ペンシルベニア州)を訪問」というタイトルで、スイングする画像や試打で快音を響かせる動画など計9点投稿した。

オリックス時代からアンダーアーマー社(製作はハクソウ社)のバットを愛用してきたが、レッドソックス移籍後はチームメートのバットにも強い興味を示し、メジャー1年目のシーズン途中から複数のメーカーにお試し注文してきた。

昨季は、注文したビクタス社製メープル素材バットをキャンプ中から練習で使っていたが、契約事情により試合で使うことはなかった。ドジャースの大谷翔平投手(30)も2023年に日本ハム時代から使ってきたアシックス社のバットから米チャンドラー社に変更し、2年連続で本塁打王に輝いている。

昨季、フェンウェイ・パークのクラブハウスでのことだ。人差し指と中指の第二関節部分で、あるチームメートのバットの芯を叩き、その音をチェックしていた吉田が「いいやつ(素材)はいい選手のところにいくんですよね。ラフィ(ディバース)の(ビクタス社製)バットなんか、全然違いますね」と語っていた。バットの素材も気になるところだ。

メジャーで生き残るためとはいえ、新相棒を手にするという決断は簡単ではなかったはず。昨年10月に右肩関節唇の修復手術を受け、10日ほど前にスイングを再開したばかりだ。メジャー3年目、吉田は覚悟を持って臨む。

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