米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が5日(日本時間6日)に放送され、AEWコンチネンタル王者オカダ・カズチカ(37)の次期防衛戦が決定した。
15日にオーストラリア・ブリスベンで開催される「АEWグランドスラム」で、地元オーストラリア出身のバディ・マシューズ(36)の挑戦を受ける。オカダは1日(日本時間2日)の「AEW COLLISION」のバックステージで遺恨が発生。マシューズから挑戦を表明されるも、これを一蹴。Bワードの応酬となり、決着ムードが高まっていた。
2021年11月の新日本プロレス・米カリフォルニア州サンノゼ大会以来の一騎打ち。前回はオカダがレインメーカーで勝利を収めている。
この日は、挑戦者に決まったマシューズがブロディ・キングとのタッグ「ハウンズ・オブ・ヘル」で、オーストラリア決戦でウィル・オスプレイ&ケニー・オメガと激突するKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)&カイル・フレッチャーと対戦。フレッチャーを軽快に攻め込み、コーナーに上がった。エプロンに立った竹下も蹴り飛ばしたところで、オカダの入場テーマ曲が流れ出した。
オカダの介入に備え、マシューズはコーナー上段に座り身構えた。ところがオカダは現れない。これでマシューズは、フレッチャーに回復の時間を与えてしまう。ペースが狂ったハウンズ・オブ・ヘルは、キングがフレッチャーと竹下の合体攻撃に沈んで敗戦。オカダは最後まで姿を見せないまま、まんまと〝先制攻撃〟に成功した。
挑戦者マシューズは、プライベートではWWEの女子世界王者リア・リプリーと22年に交際を公表し、昨年6月には正式に結婚した。プロレス界ナンバーワンの人気を誇る女子レスラーの夫としても知られている。
オカダは因縁の挑戦者を相手にどんなファイトを見せるのか。