侍ジャパン・井端弘和監督(49)が6日、西武の宮崎・南郷キャンプを視察した。
新任の西口文也監督(52)、中日時代の先輩である鳥越裕介ヘッドコーチ(53)らと談笑した井端監督はその後、主目的でもある投手陣を見るためブルペンへ移動。高橋、今井、平良といった主力投手の投球練習に熱視線を送った。
視察後、井端監督は「投手陣は仕上がりも早いですし、速いボールを投げるピッチャーも多い。すごく充実しているなと思いました」とライオンズ投手陣について言及した。
今井、平良については自ら出向いて個別に話をする熱の入れよう。井端監督は「(今井は)一度ジャパンに呼んでいるので、また来年に向けてすごく期待している」と語り、「今井投手に限らず高橋投手、平良投手、いまはケガで出遅れていますけど武内投手とかね、ピッチャーがいる。あと隅田投手の名前を忘れていましたけど、しっかり見ていきたいと思う」と続けた。
特に今季からチームの守護神を任される平良海馬投手(25)については「日本人で後ろのピッチャーというのは12球団を見渡しても数は少ないので、そこをまたやってくれるというところはすごくありがたい」と来年3月に控える第6回WBCの守護神候補として強い関心を寄せていた。