侍ジャパン・井端弘和監督(49)が6日、西武の宮崎・南郷キャンプを視察した。
午前中の視察では新任の西口文也監督(52)、中日時代の先輩である鳥越裕介ヘッドコーチ(53)らと談笑した。
来年3月の第6回WBCを見据えてクローザー候補の平良海馬投手(25)のもとへ自ら歩みより談笑。今年3月に予定されているオランダとの今日試合に選出予定の開幕投手・今井達也投手(26)とも会話をするなど視察の主目的である投手陣のブルペン調整に熱視線を送っていた。
一方で昨年の「プレミア12」にも招集した侍ジャパンの正遊撃手・源田壮亮内野手(31)とはあいさつを交わした程度だった。
それでも井端監督は「守備は球界トップだと思います。十分戦力であるのは間違いないので、またケガなくシーズンを終えてくれれば戦力として期待をしています」と源田への変わらぬ信頼を語っていた。
前回23年のWBCでは東京ラウンドの韓国戦(東京ドーム)で右手小指を骨折しながら、その後の決勝ラウンドも強行出場し日本の世界一奪回に貢献。昨年のプレミア12でもチーム最年長としてチームを引っ張った源田には万全の信頼を置くが、一方で28年のロス五輪を考えると世代交代も視野に入れなければいけないが…。