Infoseek 楽天

立憲・野田佳彦代表 政府が森友学園に関する決裁文書改ざんを上告しない方針に「完全な情報公開を求めていきます」

東スポWEB 2025年2月6日 20時53分

立憲民主党の野田佳彦代表は6日、国会内で開いた「次の内閣」閣議の冒頭、森友学園に関する決裁文書改ざん文書をめぐり、政府が不開示決定を取り消す大阪高裁の控訴審判決を受け入れたことに言及した。

同高裁は、森友問題に関して文書の改ざんを指示され自殺した当時の近畿財務局職員だった赤城俊夫さん(当時54)の妻が国に対し、関連文書の開示を求めた裁判で、国が文書の存在を明らかにせず不開示した決定は違法だとして取り消す判決を言い渡した。

加藤勝信財務相はこの日、石破茂首相からの指示を受け、上告しない方針を明らかにした。永田町関係者によると、加藤氏は同省内で報道陣の取材に対して「検察に提出した文書は財務相に戻ってきている。相当量だと聞いています」と述べたという。

これを受けて野田氏は「ご遺族の心痛、ご苦労を鑑みるならば当然のことはだと私は思います。当然のことではありますけども、完全にまだね、情報公開するということではないようなどで、完全な公開をこれから求めていきたいと思います。引き続き、国会でも取り上げてもらいたいと思います」と出席した同党大臣たちに指示を出した。

この記事の関連ニュース