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須田慎一郎氏 迫りくる石破首相とトランプ大統領の会談に言及「トランプ大統領の機嫌を損なわなければ成功」

東スポWEB 2025年2月6日 22時38分

経済ジャーナリストの須田慎一郎氏が6日、「上泉雄一のええなぁ!」(大阪・MBSラジオ)に生出演し、現地時間7日(日本時間8日)に行われる石破茂首相とトランプ大統領の日米首脳会談について言及した。

日米両政府は安全保障や経済分野での両国の連携強化を確認し、日米首脳共同声明を発出する方向だ。

何が引き出せれば成功なのか聞かれた須田氏は「結果から言うと、トランプ大統領の機嫌を損なわなければ成功」と回答。

続けて「前提条件で言うならば、先だって大統領就任式が行われたわけなんですけど、岩屋(毅)外務大臣とは別枠で唯一、日本の国会議員で出席したのが片山さつき参院議員なんですよ。片山さんはアメリカの議員の招待を受けて参加という形になったんです」と指摘した。

「(片山議員は)『日本に対しては非常にフレンドリーというか、温かみがあった』って言うんですね。考えてみると安倍晋三元首相の遺産があるんじゃないか。その関係が続いていて、日本に対してフレンドリーなスタンスに立っているんじゃないか」と推察。

ただ、「日本経由でアメリカに入ってくる中国製品に対して『お前何やってんだ』ってことになりかねない。トランプ大統領によって日本は課題を山ほど背負わされるかも」とも話し、頭の痛い日米首脳会談になる可能性もありうるとした。

さらに「石破さんにとって一番のウイークポイントは何かというと、リーダーシップの欠如。即断即決ができないというところで、当初はフレンドリーな空気があるんだけど、いらだちを募らせたトランプさんの逆りんに触れてしまいかねない。その辺だけは避けていただきたい」と注文をつけた。

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