スペイン1部レアル・マドリードが、補強のターゲットをまたも取り逃がすかもしれない。
獲得が〝消滅〟した一人は、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(24)。4日に2030年6月30日までの契約延長が発表された。旧契約は今季限りだったこともあり、かねて今夏にフリーでのRマドリード入りが盛んに報じられていたが、これで移籍はなくなったと言える。
もう一人は、イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダーアーノルド(26)だ。契約の切れる今夏にRマドリード入りが濃厚とされる中、英メディア「フットボールインサイダー」は、マンチェスター・ユナイテッドなどでチーフスカウトを務めたミック・ブラウン氏の〝逆転残留説〟を伝えた。
同氏は「リバプールがプレミアリーグで優勝し、欧州チャンピオンズリーグでも良い成績を収めたら、彼は『なぜこの状況から離れたいと思うのか』と考えるかもしれない。今後のチーム成績次第で、決断はシーズン終了まで先延ばしになる可能性もある。私の知る限りでは、まだ決断は下されていない」と主張した。
アレクサンダーアーノルドまで契約延長となれば、Rマドリードの補強計画はさらに狂う。せめて来季の右サイドバック候補は確保したいところだ。