Infoseek 楽天

【中日】中田翔が〝スリム化〟で捲土重来期す 腰痛の不安も払拭「すごく純粋にうれしい」

東スポWEB 2025年2月7日 6時13分

井上監督の了解のもとS班として第1クールは名古屋で調整していた中日・中田翔内野手(35)が6日、沖縄キャンプに合流した。

フリー打撃では37スイング中4本の柵越えを記録してスタンドを沸かせたが、何よりも注目されたのがそのボディーだ。シーズン中115キロあった体重は食事療法と有酸素運動などで「体重は100(キロ)ないくらいかな」(中田)と激減。井上監督も「すごくスリムになって、今年にかける意気込みは僕も感じている」と捲土重来を期す中田の熱い思いにグッときている。

さらに体が軽くなったことで昨年、悩まされていた腰痛の不安もなくなったという。「今、腰に違和感なく走ったり打ったりできているというのは、僕にとってはすごく久々なことというか、純粋にうれしいです。楽しいですよね。やっぱりずっと去年もそうでしたけど、何をするのでも違和感があった。腰を気にしながら常に動いているという状態。今年はそれが今のところ全くないので、すごく純粋にうれしいですね」。

昨年は腰痛の影響もあって62試合の出場にとどまり、打率2割1分7厘、4本塁打、21打点と不本意なシーズンとなった。二軍でのリハビリ中に「腰が痛いと本当につらい。腰痛とはうまく付き合いながらやるしかないです」と漏らしたこともあったが、不安なくキャンプに臨めるということでまずは順調な復活ロードのスタートが切れたといっていいだろう。

「今年は意地でもやらなければいけない年」。貧打解消が最大の課題の中日だけに、中田が完全復活するかどうかがチーム浮上のカギを握りそうだ。

この記事の関連ニュース