アイドルグループ「AKB48」が6日、東京・品川ステラボールで20周年イヤー1発目のイベントとなる「なんてったってAKB48歌謡祭」初日公演を開催した。
通算10枚目のアルバムにしてグループ史上初のカバーアルバム「なんてったって AKB48」の発売を記念し、9日まで4日間にわたり計6公演を行う歌謡祭。初日ではサプライズゲストとしてピンク・レディーの未唯mieがサプライズ登場した。
今回の歌謡祭は2部構成で、第1部では歌謡ショー形式でアルバムに収録されている全14曲のカバー曲をパフォーマンス。総合司会としてアナウンサーの宮本隆治氏、4月2日発売の65thシングル(タイトル未定)で初選抜入りを果たした坂川陽香の2人が昭和の歌番組さながらのMCを担当。アルバムリード曲である小泉今日子の「なんてったってアイドル」やWinkの「淋しい熱帯魚」など昭和・平成・令和を彩ったアイドルソングを次々と披露した。
中盤にはサプライズゲストとして、ピンク・レディーの未唯mieが登場。「UFO」をカバーした平田侑希、水島美結とともに同曲を披露し、当時と変わらない優美なパフォーマンスで会場中の視線を釘付けにした。
MCでは、未唯mieが平田と水島に「もうね、本当にかわいらしくて。歌ってくれてありがとう!」と笑顔で感謝すると、元々ピンク・レディーが大好きだったという平田は「ずっと曲も聴いてたので、まさかご一緒できるなんて思わなかったですし、ステージ裏で〝侑希ちゃんだっけ?〟と名前を覚えてくださっていて、本当にうれしかったです!」と感激した。
第2部では、昨年12月から開幕したAKB48・20周年イヤーを記念して毎公演ジャンルごとにAKB48の楽曲をプレイバック。終盤には、20周年イヤーのロゴとキービジュアルを公開。4代目AKB48グループ総監督・倉野尾成美はキービジュアルについて「全メンバーが歴代のシングル曲の衣装を身にまとっていて、20周年の歴史を感じつつ、〝ここから私たちがつないで行くんだぞ!〟という強い決意が込められたキービジュアルとなっております!」と熱を込めて説明。「このロゴとキービジュアルとともに20周年イヤーまだまだ盛り上げていきます!」と力強く宣言した。