ブルージェイズのスター選手で長期契約の交渉が難航しているウラジミール・ゲレーロjr.内野手(25)が今オフにFAになった場合、ドジャース・大谷翔平、メッツのフアン・ソト並みの7億ドル(約1060億円)にまで跳ね上がると見られている。
来年以降もブルージェイズでのプレーを望んでいるゲレーロだが、強気の姿勢は崩さず、報道では10年以上で「オプトアウト付きの4億5000万ドル(約681億円)の提示をゲレーロ側が拒否した」とされる。これまで球団側に「誠意がない」とみられてきたが、ゲレーロの強欲さも目立ってくるなど、どう転ぶか分からない状況だ。
決裂となれば今オフにFA市場に出る可能性があり、相場は青天井となりそうだ。米メディア「CBSスポーツ」では「ゲレーロと代理人はメッツとソトが結んだ15年7億6500万ドル(約1160億円)に目を向けているのではないか。今年、ゲレーロがソトのような活躍をすればありえない話ではない。20代半ばのスター選手の契約はいつも予想より高額になるものだ。昨年の今ごろ、ソトが5億ドルを突破するかもしれないと話していたことを思い出してほしい」と今後の高騰を予想した。
現在はフロリダ・タンパの施設で体作りに励んでいるゲレーロ。「春季に入ってまで契約の話はしたくない」と言うが、歩み寄りはあるのか、それとも…。