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ヘンリー王子 米国ビザ申請問題でトランプ大統領の介入に「大きく動揺」

東スポWEB 2025年2月7日 13時43分

ヘンリー王子の米国ビザをめぐる問題で、カール・ニコルズ判事は、王子の米国ビザ申請の封印された書類の一部を公開する可能性を示唆した。これを受けてヘンリー王子はドナルド・トランプ大統領の介入に「大きく動揺」していると専門家が指摘した。英紙ミラーが6日、報じた。

これは、ヘンリー王子が回想録「スペア」で薬物使用を認めたにもかかわらず、米国への入国が認められた理由について疑問が提起された後のことだ。シンクタンクのヘリテージ財団はその後、国土安全保障省を相手に訴訟を起こし、米国政府は彼の薬物使用が公表されていたかどうかを判断するために、王子のビザ申請に関する記録を公開すべきだと主張し続けている。

王室専門家のジェニー・ボンド氏によると、トランプ大統領は以前、ヘンリー王子がビザ申請で薬物使用について嘘をついた場合、何らかの罰則を受ける可能性があると警告していたため、今回の新しい展開はヘンリー王子にとって「大きな不安材料」となりそうだという。

同氏は「トランプ大統領のホワイトハウス復帰は、ヘンリー王子にとって窮地に陥ることを意味することは間違いありません。大統領は一連の脅しを戦略として立てており、時にはそれを実行する人物です。過去には、ヘンリー王子は孤独だと発言し、故エリザベス女王を『裏切った』と批判してきました」とも語った。

さらには「ですから裁判官が、王子のビザ申請を秘密にできるかどうかについて、疑問を投げかけたという事実は、王子にとって不安なことなのでしょう。基本的にヘンリー王子はイエローカードを与えられたに等しいと思います。王子は自分とメーガン妃がトランプ大統領に迷惑をかけたり、公然と批判したりしないようにしなければならない。なぜなら大統領は復讐を求めるかもしれない男だからです」とも忠告した。

「判事の発言は非常に慎重なもので、彼は『何らかの救済の可能性を否定しているわけではない』としている。しかし、プライバシーを保てる範囲内で『最大限の開示』が求められるかもしれないという法的見解を聞いたのは初めてだ。ヘンリー王子とメーガン妃にとっては不安な内容になるはずです」と同氏は指摘した。

この法的請求に対して、国土安全保障省は「健康、財務、雇用情報と同様に、個人の移民情報は私的な個人情報である」との見解を示している。

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