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【カーリング】吉田知那美は〝原点回帰〟で準決勝へ「明日はLS史上一番LSらしくいたい」

東スポWEB 2025年2月7日 18時28分

カーリング女子で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレ(LS)でサードを務める吉田知那美は〝自分たちらしさ〟を極める覚悟だ。

7日に行われた日本選手権(神奈川・横浜BUNTAI)の2次リーグ最終戦ではフィロシーク青森に12―4で勝利。2次リーグを3位で通過し、8日の準決勝で北海道銀行と対戦する。試合後には「やっていて楽しい。カーリングハイになるぐらい、すごく楽しくゲームができている。いい調子だなと思う」と笑みを浮かべた。

今大会で4位以下だった場合は、ミラノ・コルティナ五輪への道が消滅。「今季はいろんな大変なことがあったり、プレッシャーがあったり、五輪がちちらついて、心が揺れたりとかもあった」というが、喜怒哀楽を素直に表現するいつも通りのスタイルで参戦。3位以内を確定させ「最終的に全員がLSの顔をして戦えている。明日はまた明日のアイスでLSってこういうチームなんだよとお客さんに見てもらいたい」と声を弾ませた。

泣いても笑っても残された試合は2つ。「10年間このチームでやってきて、いろんなことがあった。やっぱり一番大事なのはLSらしく戦うこと。パフォーマンス、お客さんに対する気持ち、カーリング精神、10年たったからこそ、もう一度自分たちの初心に帰れる大会だったなと思う。明日はLS史上一番LSらしくいたい」と闘志を燃やした。

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