浜松オートのSG「第38回全日本選抜オートレース」は7日、予選2日目が行われた。
森且行(50=川口)は12Rで4着に終わった。1コーナーは4番手付近につけ前を攻めたが、道中は1番車・辻大樹を攻めあぐね高橋貢にさばかれた。
試走は3・29秒。初日の3・31秒からタイムを上げたが「ダメ。初日より体感は悪くなった」と笑顔はない。「調整したけど、回転の上がりが悪くなった。止まらない感じで内に向けられない。初日の状態なら辻ちゃんを内から抜けたかも」。思うような仕上がりにはならず苦戦した。
予選序盤を終了し3、4着。「3日目は2着くらい行かないとダメだな。思い切って調整してみる」と準決進出を見据え手を動かす。
ただ好材料もある。初日不発だったスタートが切れたことだ。「スタート行けたのは収穫。(鈴木)圭一郎が見えたけど、スタートの出は良かった」と手応えを感じ取る。
あとはエンジン。「良くなればスタートの持っていきも、もっと良くなる」。修正が実れば結果につながるはず。まずは3日目(8日)、試走の動きに注目したい。