プロフィギュアスケーターの安藤美姫が７日、ＡＢＥＭＡ ＴＶのニュース番組「Ａｂｅｍａ Ｐｒｉｍｅ」に出演。奈良公園で開催される「Ｋ－ＰＯＰライブ」に違和感を訴えた。
奈良県は友好提携を結ぶ韓国・忠清南道との文化交流イベントとして、今年１０月に奈良公園でＫ－ＰＯＰアーティストが出演する９０００人規模のコンサートを企画。しかし、総事業費があわせて２億７０００万円にのぼるため、妥当性に疑問の声が出ていた。
そのため山下真知事は県負担額を３０００万円まで圧縮する案を示した。超人気歌手は呼べなくなるが、日韓両方の歌手を呼ぶ形にするという。
このニュースに安藤は「お金（巨額の予算）もそうなんですけど、なんでＫ－ＰＯＰ？ 流行ってるからとかなのか？ 奈良って、鹿もそうだし文化もあるじゃないですか」と苦言。
共演のたかまつななが「友好関係結んでるというのもある」と告げたが、安藤は「え、でも～。奈良ってすごく自然もたくさんあるし、それこそ私、奈良によく行くんです。ちっちゃいころから毎年絶対、夏は奈良に旅行に行って」と拒否反応を示した。
これにＭＣの国山ハセンは「え！？ 毎年？ 珍しいですね」と絶句。安藤は「絶対、毎年奈良です」と返したが、国山は「いないですよ。そんな人」と応じ、思わず「ひどい！」と絶叫した。
たかまつにも「そんなに行くとこあります？」と首をかしげられたが、安藤は「何て言うんだろう、観光というよりは気持ちをリフレッシュ。家族との時間を穏やかにという感じで、ちっちゃいころは鹿さんに会ったらすごい楽しいですし、観光地もある。昔からの街並みだったり、商店街だったり。ご飯もすごくおいしい。大仏の鼻の穴の大きさ通れるか（東大寺 大仏殿の柱の穴くぐり）は毎年楽しみに、とか。最近も行きましたもん」と力説。
国山が「奈良の人すごい喜んでると思いますよ」と告げると、安藤は「だから、Ｋ－ＰＯＰもすばらしいと思うんですよ。流行りだから。交友関係もあるんだろうけど、私みたいに奈良のすばらしいところ、バンバン出してほしいです」と懇願していた。