男子ゴルフの元世界ランキング１位タイガー・ウッズ（４９＝米国）が米ツアー「ジェネシス招待」（１３日開幕、カリフォルニア州）に参戦すると、大会主催者が７日に発表した。ウッズがツアーに出場するのは昨年７月開催のメジャー「全英オープン」以来、７か月ぶりで今季初となる。
ウッズは昨年７月の同大会で予選落ちすると、９月には６度目となる腰の手術を受けた。１２月には息子チャーリーと組んで「ＰＮＣ選手権」に参戦し、２位。自身が創設したＴＧＬ（トゥモローゴルフリーグ）に２試合出場した。ツアー参戦はメジャー大会だけとみられていたが、自身がホストを務め、昨年に松山がツアー９勝目を挙げた大会で復活する。
そんなウッズはＰＧＡツアーのジェイ・モナハン氏らとともにＰＧＡと対立してきたＬＩＶとの合併交渉が最終合意に近づいたことに共同声明を発表。ドナルド・トランプ米大統領に感謝を意を表した。「我々は大統領に対して、競技のため、国のため、そして関係するすべての国のために関与するよう要請した。彼のリーダーシップにより最終合意に近づき、再統一への道が開かれたことに感謝する」
トランプ大統領は大のゴルフファンであり、いくつものゴルフコースも所有。また２０１９年にメジャー「マスターズ」を優勝したウッズをホワイトハウスに招き「自由勲章」を授与。親密な関係を築いている。