俳優の北村一輝（５５）が７日夜放送の「Ａ―Ｓｔｕｄｉｏ＋」（ＴＢＳ系）に出演。俳優を目指した経緯を明かした。
北村は「海賊になりたい」という思いで商船高等専門学校に進学。小型船舶などの免許を取ったという北村だが「小学校ぐらいから『俳優になりたい』とは言ってました」と明かした。映画好きの家族の影響はもちろん、当時ブルース・リーやジャッキー・チェンなどの名優が出演するカンフー映画が出始めたこともあり「とにかく映画がかっこよかった。『いつか出たいな』っていうのが…それだけですね」と俳優を目指すきっかけを語った。
商船高専を自主退学し、１９歳で俳優になるべく上京するも事務所に入ったのは約１０年後。「エキストラをやりながらオーディションをいっぱい受けて、あとバイトを３つぐらい。バレエとか日舞とか、いつか役に立つかもと思ってレッスンして。売れるまでやる。そういうのがあった。下積みとかそういうのは考えたことがない」と当時を振り返った。
夢のために一心不乱に進んできた北村は「失敗することもあるんですけど、失敗して当然。むしろ今うまくいきすぎてるくらい。失敗を怖がるのはない」と自身の考え方について言及。「やるだけやってダメだったとして死ぬわけではない。他の仕事はいくらでもあるし、世界中広いし。もっと自分で動いてチャレンジしたい」と思いを語った。