女子ゴルフの上田桃子(38=ZOZO)が8日、都内で「上田桃子プロ×リポビタン―ゴルフにファイトを!ジュニアクリニック―」を行った。
通算17勝を挙げた上田は昨季でツアープロ生活に区切りをつけ、新たなスタートを切っている。この日は中高生のジュニアゴルファー14人にマンツーマンレッスンやチャレンジの大切さなどを説くトークセッションを行った。
上田は「やっぱりゴルフって改めて素晴らしいスポーツだなと思う。みんなには頑張ってプロを目指してほしい。チャレンジすれば挫折することもあると思うけど、それが当たり前だと思って続けてほしい」と未来のプロへメッセージを送った。
ジュニアを対象としたレッスン活動は継続していきたい意向だ。「こうやってジュニアの皆さんとお会いしたのは第一歩。今日得たものを大事にしながら、今後のプロジェクトの活力につなげていけたら嬉しいなと思う」
第一線から退いて生活は一変した。上田は「朝早起きじゃないというところが結構ストレス。ゴルフをしている時は(午前)4時とか5時くらいに起きて活動していた。普段だったら合宿をしているような時期に8時くらいに起きてしまうのは罪悪感」と苦笑い。
今後に向けては「考えてることは、まだ形にできてないのでなかなか言えないけど、若い人にもっとゴルフを知ってもらったり、もっと気軽に始めてもらえるようなことがないかなと思っている。どういうふうに形にできるかを周りの人と話している」と語った。
ツアープロとはまた異なる活躍も注目されていきそうだ。