浜松オートのＳＧ「第３８回全日本選抜オートレース」は８日、予選３日目が行われた。
森且行（５０＝川口）は４Ｒ、好スタートで１コーナー４番手につけ、バックで３番手と素早い攻め。４周回で逃げる前田淳をさばいて先頭に浮上すると、そのまま振り切り１着。今年１３走目で待望の勝利を挙げた。
「うれしいね。しかもＳＧで取れるのは」。正月開催の今年初戦で反妨。そこからリズムが上がらず苦戦していたが、結果が出て喜びもひとしおだ。
「試走（３・３０秒）は前に詰まったから、もう少し出たと思う。調整して手前は出てきた。ただ手前にき過ぎて先がなくなった感じ。それに鈍い感じもするので、もう少しキャブ調整する」と修正へ。連日、飛び出し後好位置につけられいるように「スタートは良くなってきた。タイミングも練習で（コンマ）０５で切れているし、見えている」と自信を持つ。
この日の上がりタイムは３・３６３秒。いいタイムだが「もっと速い人もいる。もう少しタイムは出したい」と欲も出てきた。愛機を底上げし「もう一つ勝利が欲しい」と連勝を狙う。