浜松オートのSG「第38回全日本選抜オートレース」は8日、予選3日目が行われた。
鈴木宏和(38=浜松)は初日から2着、1着、1着とオール2連対で前半を乗り切った。
3日目1Rは大外8枠から見事なスタートを決めて主導権。1周3コーナーでは篠原睦に内をのぞきかけられたが、ここをしのぐと6周をマイペースの逃げに持ち込んで押し切った。
「練習でキャブは試したけど、一番良かった初日の状態でいった。エンジンはずっと安定している。上がりタイム(3・341秒)もいいと思う」と3日間で自身最速のタイムにも合格点だ。
残る課題はタイヤの跳ね。「浜松の走路はしょうがない」とは言うものの「足周りのセッティングを変えてみる。それで跳ねが軽減できれば」と万全の態勢づくりに余念がなかった。