ドイツ1部シュツットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督が、DFチェイス・アンリ(20)の現状について説明した。チェイスは今季、開幕戦でトップチームデビューを果たし、欧州チャンピオンズリーグ(CL)でもプレーしたが、中断期間明けの今年に入って出場機会が激減。3部リーグを戦うセカンドチームがメインになっている。
そんな中、ドイツメディア「リーガインサイダー」によると、ヘーネス監督は「アンリは、ちょっと前までがブンデスリーガやCLで活躍する選手だと思われていなかったが、いいプレーと(ケガ人が出た)チーム状況で出場機会を得た」と振り返る。一方、現状について「今はちょっと調子を落としているが、それは若い選手にはごく普通のことだ」と説明した。
ただ、セカンドチームでプレーすることは想定内だという。「物事が一方的に急速に進んでも、どこかで通常の軌道に戻る」。つまり今季前半にトップチームで先発することがイレギュラーで、セカンドチームでより多くの出場時間をこなしていくことが普通というわけだ。
まだ常にトップチームにいるだけの力はないということのようだが、指揮官は「彼に才能があるのは明らか。これが本来の道なので、何の懸念も抱いていない。また我々の力になってくれるだろう」と期待した。