大相撲の幕内翔猿(32=追手風)が8日、「週刊新潮」が報じた付け人へのパワハラ疑惑を否定した。
翔猿はこの日、都内の両国国技館で行われたNHK福祉大相撲に参加。報道陣からの取材にも応じ、日本相撲協会から聞き取り調査を受けたことを認めた。その上で、週刊誌報道の内容について「事実とは異なることが多い。それだけです」と否定し、同誌に抗議する意思を問われると「考えてはなかったけど、できるならしたい」と語った。
この件を巡っては、翔猿の個人後援会である「明猿会」が6日、ホームページで後援会員向けの声明を発表。「この度は、表記の件に伴い、皆様には多大なるご心配をおかけしている事を大変申し訳なく思っております。報道内容においては、事実とは異なる記述も随所に見受けられ、このような記事が掲載された事は、痛恨の極みでございます」(原文ママ)などと記していた。