ノアのGHCヘビー級王者のOZAWA(28)が、V1戦(11日、東京・後楽園ホール)の挑戦者・ガレノに警告だ。
王座戦を控えた8日の東京・新宿フェイス大会では同じ極悪ユニット「TEAM2000X」に属するGHCナショナル王者の遠藤哲哉と組み、ガレノ&ナショナル王座の挑戦者・征矢学とダブル前哨戦で激突した。
2日の八王子大会で奪ったガレノのマスクをかぶって登場したOZAWAは「ビバ・メヒコ!」と絶叫して挑発。激怒したガレノに追いかけ回され、鬼ごっこが始まった。そこから得意の場外戦に持ち込むと、顔面を踏みつけてやりたい放題。その後もTEAM2000Xが大暴れし、優勢に持ち込んだ。
15分過ぎ、遠藤が征矢と一騎打ちの様相で一進一退の攻防を展開。だが、遠藤がサムソンクラッチで丸め込みを狙った瞬間、逆に征矢にエビ固めで押さえ込まれて3カウントを献上した。試合後、勝敗に納得のいかない遠藤が征矢の右腕を絞り上げている横で、OZAAWAはガレノを挑発。ベルトを見せつけリングを後にした。
この日の試合を迎えるまでOZAWAは自身のX(旧ツイッター)にガレノのマスクをかぶった人物の喫煙写真や、キャバクラで女性を抱きしめる写真などを投稿。「ガレノがタバコを吸ってる写真を入手した!」とつづり、再びOZAWA砲を投下してきた。
明らかにOZAWAの自作自演と思われる投稿だったが、バックステージに現れたOZAWAは「ガレノ! お前がパチンコに行ったり、キャバクラに行ったり、タバコも吸っているという情報が私の耳に度々入ってきております! ベルトを挑戦する人間としてちゃんと自覚を持って動かなきゃダメだろ」と説教を始めた。
さらに「そんな遊んでばっかりのヤツが挑戦していいようなベルトではありません! GHCの権威を落とさないでくれ。今日から心を入れ替えて、ちゃんとこのベルトに挑戦できるような人になってください。本当にそれだけはよろしく頼みたいな」と懇願し、控室へ消えていった。