ボートレース宮島の「中日スポーツ賞」は8日、準優勝戦が行われた。
海野康志郎(37=山口)は準優10R、別格の足に仕上がった藤山翔大を警戒して2カドを選択。スタート後に締められたが、執念の追い上げで2番手を走る津田陸翔を逆転。2着をもぎ取って優出切符を手に入れた。
「エンジンがしっかりしているし、全部の足がいい。行き足、出足、伸びと全部に◎がつく。いいところでまとまっている」と仕上がりも納得の域。優勝戦もパワーで抜けている3号艇の藤山の動向が気になるところだが、海野も十分、戦える足とテクはある。