ボートレース徳山のGⅠ「第68回中国地区選手権」が8日に開幕した。
初日メインの「闘魂ドリーム」は1号艇の寺田祥がイン逃げ。ただ、気配で目立ったのは、2号艇で2着に粘り込んだ吉田拡郎(42=岡山)だ。
吉田は1M握って寺田に迫るもわずかに届かず、茅原悠紀との2番手争い。3周1Mで競り勝って2着をもぎ取った。勝った寺田が「吉田はいい足をしていて、特訓から行かれる感じだった」と振り返れば、競り合った茅原も「拡郎さんは出ている。ターンで追いついていたけど、足で引き離されていた」と脱帽だ。
吉田自身も「茅原よりもだいぶ良さそうだし、寺田祥さんにも行き足がいいと言われた。足は全体にいいと思う」とパワーを実感。2日目以降の走りも目が離せない。