ボートレース徳山のGⅠ「第68回中国地区選手権」が8日に開幕した。
森永隆(36=山口)は当地が誇る看板エンジンの40号機を手にして注目度もアップ。初戦となった4Rでは3コースからスリット後に攻める展開も、イン谷村一哉に抵抗されて悔しい5着。「スタートはめっちゃ放ってしまった。自分が下手くそです」と唇を噛んだ。
それでも「放っても出て行ったし、足は間違いなくいい。全部の足がいいし、足に関しては問題ない。レースに集中するだけ」と相棒を絶賛する。
当地は正月レースで優勝からの参戦とあって「いいイメージ」で乗り込む。苦戦を強いられている記念戦線で「結果を出せていないし、結果を出したい」と鼻息も荒い。「準優、優勝と乗れたら十分にチャンスがある。それくらいのエンジンです」とキッパリ。快速エンジンという心強い味方がついているだけに、巻き返しに闘志満々だ。