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【日本ハム】斎藤友貴哉が侍入りに向け〝アイテム〟投入 「特製ソックス」で限界突破へ

東スポWEB 2025年2月9日 6時8分

【ワッショイ!! スポーツ見聞録】侍ジャパン最終候補選手にリストアップされている日本ハム・斎藤友貴哉投手(30)に、心強いアイテムが加わった。160キロ右腕は「TOP―A(トッパ)」という足の甲と裏の両面に複数の滑り止めが施された5本指ソックス(特許取得済み)を採用。足元からしっかり固め、日本代表入りへ限界突破をもくろんでいる。

最終的に日本代表へ入るためには今季の結果が重要になる。そのために斎藤が選んだのがグリップ力に優れたソックスだった。実際に使用し、投球練習も行っており「スパイクの中で足が滑らないので抜群にいい」と好感触をアピールしている。

3日には沖縄・名護で行われている春季キャンプを侍ジャパンの井端弘和監督(49)が訪問。斎藤に加え河野竜生投手(26)、万波中正外野手(24)、水谷瞬外野手(23)が3月5、6日に行われるオランダとの侍ジャパン強化試合(京セラドーム大阪)のメンバーにノミネートされていることがわかった。新庄監督は日本代表への協力姿勢を示しており、斎藤が選出されれば喜んで送り出すつもりだ。

斎藤はソックスの機能に納得していることはもちろん、商品のコンセプトにも賛同している。同製品は、福祉サービス事業を展開する株式会社SHINDENが製造。その過程で障がい者が袋詰めや背番号、名前などの刺しゅうを施す仕事に従事している。

着用するアスリートが活躍すれば、その活躍を願いながら製造作業に取り組む障がい者の励みにもなる。まして侍ジャパンの投手ともなれば、かかわった人々のテンションが上がらないはずはない。

斎藤は今季、新庄監督から今季開幕戦の守護神候補に指名されている。3月の強化試合でアピールした上でシーズンでも剛腕を発動すれば、来年3月のWBC代表も夢ではない。元虎戦士とあって阪神ファンからの人気も高い。その上に、大ブレークで全国区となれば…。斎藤の明るい未来に期待したい。

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