サウジアラビア1部アルナスルのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(40)が自身を「史上最高の選手」とした発言は〝ウソ〟だった。英紙「デーリー・スター」が報じた。
C・ロナウドはスペインテレビのサッカー番組「エル・チリンギート」に出演し「僕こそが史上最も完成された選手だ」とし「ペレ、メッシ、マラドーナの方が好きかもしれない。それは理解できるし、尊重する。でも自分は史上最高の選手だと信じている。自分は数字のことを言っている。自分は完璧だ。私以上に優れた選手はいない」などと語っていた。
同紙によると、スター選手の発言は世界中で物議を醸したが、ボディーランゲージの専門家で「人間ウソ発見器」とも呼ばれるダレン・スタントン氏は「自分がリオネル・メッシより優れているとは思っていない。史上最高のサッカー選手だと本気で信じていない」とし「彼のボディーランゲージは、彼が言っていることの内容を裏切っている。彼は自分が最高の選手だと信じていない。それはすべて見せかけで真実ではないと思う」という。
スタントン氏は「まばたきの回数が増え、肩をすくめ、馬てい形の笑顔を浮かべる様子が見られるが、彼は感情を隠すのがあまり得意ではない」とし「それはすべて性格や人格の特定の側面に対する不安、そして彼が自分がどのように受け止められているかをどう認識しているかということに帰着するのかもしれない」と分析した。
さらに専門家は「本当に混乱し、怒りが入り交じっている。当然受けるべき敬意を受けていないと感じているようだ」とし「馬てい形の笑顔と呼ばれるものが見えます。これは5分の1秒未満しか続きませんが、怒りの表情です。これは幸せな笑顔の逆です。眉毛は寄って、目は細くなっています。不安と関連のあるまばたきの回数が大幅に増加しているのがわかる」と指摘した。
同紙は「クリスチアーノは真実を語っていない」と伝えており、かねて展開されている史上最高選手の論争にも影響を及ぼしそうだ。