スコットランド・プレミアリーグのセルティックに所属する日本代表FW前田大然(27)が8日、スコットランド・カップ5回戦のホーム・レイス戦でハットトリックを達成した。
前半に2点、後半に1点を挙げて点取り屋としてベストパフォーマンスを発揮。今季の公式戦通算21得点とし、セルティック通算50得点となった。チームは5―0で大勝した。FW古橋亨梧がフランス1部レンヌへ移籍してから公式3試合で6ゴールと大爆発中だ。
地元メディア「スコッツマン」によると、ブレンダン・ロジャーズ監督は、センターFWとして出場した前田について「横浜から来る前に彼を分析していたら、前線のどこでプレーしてもゴールを決められることがわかる。日本では、もっと中央でプレーしていたし、数字も残している」と語った。
さらに「彼は我々のチームにとって素晴らしいお手本だ。そして今、定期的にゴールを決めている。彼がどこでプレーしようとも、チームに必要なものを与えてくれるスキルと素質を持っていることは分かっている」と賛辞を送った。
セルティックは次戦(12日)、欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント進出プレーオフ第1戦でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)をホームに迎える。絶好調・前田が出場停止なのが残念だ。