９日放送の「サンデージャポン」（ＴＢＳ系）では元タレント・中居正広氏の女性トラブルをめぐるフジテレビ問題について取り上げられた。
この件について第三者委員会の調査がフジテレビ内でスタート。社員に対してメール形式でアンケートが始まっているという。中居氏のトラブルに類似するものがなかったかを知るのが目的。また、企業風土についてのアンケートも今後行われることになっている。
ニュース解説メディア「Ｔｈｅ ＨＥＡＤＬＩＮＥ」編集長の石田健氏は「フジテレビ側としてはここでどれだけ広く深く類似案件も含めて議論を抽出できるかだと思う。表面的な結論だけではスポンサーが納得しない。こういう事案がありました、それに対してこういう制度を作ることによってこういう風に変わっていきますという回答が必要」とした上で、社員が率直に告白できる体制がどれだけ作れるかが大事だと指摘した。
また、番組ＭＣの爆笑問題・太田光は「ジャニーズ問題の時も再発防止策どうするんだって言われましたよね。今の方がそれが必要だと思うのは、ジャニーズ問題の時はジャニーさんは亡くなっていた。われわれから見ても『果たして再発って？』っていうのがあった」とジャニーズ問題と比較した。
続けて、「今回のは会社の組織の風土であったりそういうものが下地にあった上で起きたものであると仮定するなら、そこをどう変えるのかっていう再発防止策はジャニーズの時以上に必要かもしれない」と、トラブルの背景に企業風土があるのであれば改革が必要だと訴えた。