米国・AEWの「AEW COLLISION」が8日(日本時間9日)に放送され、AEWコンチネンタル王者のオカダ・カズチカ(37)がバディ・マシューズ(36)からの挑発に怒りをあらわにした。
15日にオーストラリア・ブリスベンで開催される「АEWグランドスラム」で、地元豪州出身のマシューズの挑戦を受ける。2021年11月の新日本プロレス・米カリフォルニア州サンノゼ大会以来の一騎打ちで、前戦ではオカダがレインメーカーで完勝を収めている。
この日の放送ではインタビュアーを介して両者の顔合わせが予定されていた。オカダが堂々と遅刻しておきながら悪びれることなくスタッフに水を要求すると、マシューズは「早速本題に入ろう」と切り出す。「オーストラリアのベストと日本のベストの戦いだ。人々は俺を支持し、オーストラリアも俺を支持している。お前を倒してそのタイトルを奪取する時が来たんだ」と、時折放送禁止用語を交えて熱弁した。
両者が立ち上がって一触即発の雰囲気が漂うと、オカダは不敵に笑いながら〝Bワード〟でマシューズを挑発。マシューズは激高して殴りかかろうとしたが、これはポーズでオカダが顔を背けると拳をおろし「ブリスベンで会おう」と肩を叩いて先に退場した。一人残されたオカダはスタッフが持ってきた水の入ったペットボトルを床に叩きつけ、イスを蹴るなどいら立ちを隠し切れなかった。